デザインとアートとイラストレーター
先日、Nobbyちゃんがデザイン講師で参加しているクリエイタースクール、Copen Collegeのインスタライブで
「デザインとアートの違いって?」
というお題があって、どこから説明しようかなーと考えながら最終的に回答していなかったので、あらためてこちらでまとめてみようと思います!
デザインとアートはどう違うのか。
一言で言えば
デザインは問題解決、アートは自己表現。
デザインは外側に目的のあるもの、アートは内側を追求するもの…
デザインは社会との繋がり、アートは…沼(笑)。
という認識です。
2020年7月現在(笑)。
とはいえこの中でもグラデーションはあって、これはアートでこれはデザインでって必ずしも全てが白か黒かで分けられるわけではないのだけど。
今回のお話の元となったグラフィックデザインで説明すると、相手に分かりやすく伝えるため、世界観を伝えるため、印象を強く残すため、物を売るため、集客するため、人のため、社会のため…などなど、デザインには相手がいてそのニーズを満たすという目的がある。
客観的な視点が必要なデザインに対して、アートは主観的。
Nobbyちゃんはアートは自分とつながる手段だと捉えているかな。
自分の想いを感情を、哲学を、世界観を、表現するもの。
とにかく、自分、自分、自分…。わわわわわ…(笑)。
そして。このインスタライブ時にイラストレーターとはという話をしたのだけどこれもまた幅広い!
…では話が進まないので、毎年授業をさせてもらってる母校の後輩たちには「あらゆるデザイナーの中にグラフィックをデザインするグラフィックデザイナーがいて、その中でイラストを専門とする人がイラストレーター」と説明しています。
デザイナー>グラフィックデザイナー>イラストレーター
という形。
ただし、これは商業イラストレーターの場合。
本来の意味で言うと、イラストレーターはイラストレーションを描く人。
イラストレーションは情報を伝えるための絵や図などの視覚表現の意味なので、デザインと同じく目的を持ったものなんだよね。
なので、イラストレーターとはデザインの定義と同じく、問題解決のための絵(や図)を描く人ということになる。
でね。
ここでややこしいのはイラストレーションではなく、日本で言う「イラスト」。
日本では絵画までいかないライトな一枚絵を「イラスト」と呼んでいて、そのイラストを描く人たちもイラストレーターとなるので、この場合は私が後輩たちに説明している
デザイナー>グラフィックデザイナー>イラストレーター
という定義が崩れます(笑)。
ああああ。説明するのって難しいなーー!!
ひとまず。2020年7月現在のNobbyちゃんの中の定義ということでここに記しておきます。
インスタライブのアーカイブはここで観れるから、お時間ある時に観てみてね!
Copen Collegeインスタライブ6/24 アーカイブ
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